2014/08/22放送 認知症に対する理解を深める(3)

 おはようございます。

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
まずは、20日に広島市内で大規模な土砂崩れが相次ぎ一瞬にして民家を飲み込み、多くの方々が被害に遭われまし事に対し、お亡くなりになられた皆さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。とともに現在も避難所生活をなさっている皆さまの一日も早い復興を深くお祈り申し上げます。

改めて、当たり前に出来る事の有り難さと「今」という時間の大切さを痛感致しました。
もちろん自然の大きさ・恐ろしさも。
今、自分達に出来る事をしっかりと考えて行きたいと思います。
こんな当たり前の言葉しか出て来ない自分が情けない…。


では、今日もしっかり言葉を繋げて行こうと思います。
第3回に渡りお送りしております「認知症特集」も今回がラスト。

お相手は、もちろん
坂出メンタルクリニック重度認知症デイ・ケア「サンテ」で作業療法士をなさっております、辺見 佳壽子(へんみ かずこ)さん。
今回は「施設とどう関わって行くべきか」をテーマにお話をお伺い致しました。
 

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放送内容を、YouTubeで聴くことができます(^^)
ココロに効くラジオ 本日も晴天ナリ 2014_08_22
http://www.youtube.com/watch?v=jf4XJDytAdU

デイ・ケアについて、また、施設について皆さまはどのようにお考えでしょうか?
今回もQ&A方式でお伝えしていきますね。

 

Q:デイ・ケアに通うと自分の身の回りが出来なくなるって本当?
A:デイ・ケアとはリハビリを目的とした施設。
今の現状維持もしくは回復の為にスタッフは対応して行きます。
身の回りの事が出来なくなる「過介護」に当てはまると言われると、そうではありません。
今できる機能を維持していく事が目的。サンテでは必要以上の介護はしていません。


Q:施設とどう関わればいい?
A:家族の方とも密に連絡を取り合います。
例えば、「こういう事が最近できなくなって来ていますが、ご自宅ではどうですか?」など少しの変化であっても連絡を取る様にしています。


Q:家族も少しの変化で相談して大丈夫ですか?
A:大丈夫です!!
 私たちも言って頂いた方が、自宅での過ごし方だったり出来ない事であったりが分かりやすくなるので、デイ・ケアに来られている時に、メンバーさんが少しでも受け入れてもらえるような対応の仕方があれば言ってもらえた方が有り難い。そうする事でご家族の方にも伝えやすくなりますから。



今回も力強いお言葉をたくさん頂きました
そんな辺見さんにお仕事で大切にしている事などを伺いましたので、最後に少し書きますね。


辺見さんは精神疾患の病棟でお仕事を経て重度認知症へ移られました。
そこで、それぞれの違いについて伺ったところ…

「私が作業療法をする上で相手の方と言うのは、常に人であると思う。なので、精神疾患を持たれている方とか認知症を持たれている方という括りではなく「人」として接するので大きな違いはないです。」

では、今後の目標は?

「『作業療法士=OT(オキュペイショナリーセラピスト)』と略すんですが、私はこれを『お笑いセラピスト』と思っているんです。精神科でも重度認知症でも同じ事が言えるんですが「心の病気」 笑顔を忘れてしまいがちになるので、サンテに来られている方は1日1回笑わせようと思っています。
1人1人絶対に笑顔を出してもらってから帰してあげようと毎日心がけています。
だから、常に笑いの勉強です!
自分の心が笑っていないと相手を笑わせる事は難しいですから。」

 

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こういった想いを伺うと、辺見さん像とともに院内の雰囲気も伝わるんじゃないでしょうか?
同じ看てもらうなら、自分が信頼できる人に看てもらいたいですよね?

と、3回に渡り「認知症特集」をお送りしてきましたが、いかがでしたか?
大切な家族の事だから、相談しずらいし悩みも大きくなりがち。
ですが、悩んでいても答えは巡るばかり
困った時は、相談してみてください


それでは、今回はこのへんで。
今日もお付き合いありがとうございました。
それでは、いってらっしゃい

このブログ記事について

このページは、津川 明美が2014年8月22日 09:34に書いたブログ記事です。

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