2015/05/08放送  副院長・繁昌和先生が語る精神科医療の移り変わり

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おはようございます

みなさん、GWゆっくり過せましたか
お出かけされた方も多いのでは?
また、一方でずーっとお仕事だったと言う方も…。
お疲れさまでした

私は6日だけお休みだったので、ボーッとあてもないドライブへ行き、通りかかった海で貝殻拾いをしてきました

さて、今日は五色台病院 副院長の繁 昌和(しげ まさかず)先生にお越し頂きました。

shige_akemi_blog.jpg
放送内容を、YouTubeで聴くことができます(^^)
ココロに効くラジオ 本日も晴天ナリ 2015_05_08
http://www.youtube.com/watch?v=BX1avf8ltHg

それでは、番組内容をご紹介していきますね。

 

Q:繁先生のお仕事内容は?
A:五色台病院には副院長が3人いますので、それぞれが役割分担をしそれぞれ委員会にも属しています。なので、それぞれがそれぞれの仕事をしています。
 おもに、感染委員会をかねたり、褥瘡(じょくそう)委員会にも属しています。褥瘡とは、床ずれのことで、褥瘡委員会とは、床ずれの予防の為に様々なプランを立てるんですが、それをチェックする係の事です。
 また、病棟としては、主に1病棟を担当していまして特殊疾患療養病棟と言いまして、ほぼ寝たきりに近い状態の人を診ています。(入社してから25年余りその病棟を診ていらっしゃるとの事)

Q:ずっと1病棟を診ていて気付くことは?
A:昔に比べて内科的な合併症(高血圧だったり糖尿病などに加え精神症状を合併している)の方が増えているように思います。

Q:今どのくらいの方がいらっしゃるんですか?
A:定員60床ですが、ほぼ60床入院されています。みなさん高齢というわけではなく、一部50代の方もおられますが、ほぼ70・80代の方だと思って頂いていいです。

Q:内科的な処置はどのように行なっているんですか?
A:うちの病院でできる医療は限られています。総合病院のような高度医療はできないんですが、最初に入院される時に本にも家族にも「うちではここまでの医療しかできません。大丈夫ですか?」というお話をし納得された方が入院されています。総合病院で入院され高度な医療の段階が終わって、そんなに高度な医療を必要としない方がこちらに来て入院生活をされている方が多いです。

Q:入院生活の長い方でどのくらいになりますか?
A:えーっとですねー。転移されて来たというより、もともと精神科疾患で入院されていた方が歳をとって身体合併症を患ってという方になると30年の方もいらっしゃいます。そうなると、もー、家族のような付き合いです。

 

ここからは、精神科歴30年の医師生活から感じる精神科の変化について伺いました。

 

Q:時代とともに精神科に対する変化は感じますか?
A:昔はかなり精神科に対する偏見が強かったように感じますが、それは最近減って来ているという風に感じます。
 特に、僕は坂出市のメンタルクリニックに行っているんですが、そちらの患者さんと接していると偏見はかなり少なくて気軽に相談に来られる方が多いです。

Q:精神科に対して周りの理解が深まったと同時に精神科の病気が増えたような気がするんですが…?
A:はい。確かに増えましたね。また、患者さん自身も精神科の病気に対する知識を持っておられる方も増えましたし、薬についても知っている方もおられるので、対応の仕方が難しくなったかなっとも思います。

 

最後に、この時期は5月病という言葉があるように、体のだるさややる気が出ないというお声を耳にします。
そこで、繁先生からこの時期を乗り切る方法を伺いました。

 

A:一番いいのはストレスをためない事。何か気分転換できる事などを見つけられるといいですよねー。

 

との事。

そんなの分かってる。けど出来ないの。

と言う方もいらっしゃるかもしれません

忙しくなかなかストレスを発散する方法が見つけられない、また、何をしていいか分からないと言う方もいらっしゃるかもしれません。

そう言った方に、きっと何かを始める第1歩を踏み出してみては?っと優しく言ってくれている様に感じました

 

難しいと思いますが、お散歩をしてみる。ベランダでボーッと空を眺めてみる。好きな音楽を探してみる。
美味しいものを探しにいく。本を探しに行ってみる。日記を書いてみる
なんでもいいと思います。
まずは、頭に思いついた何かを始めることからしてみてはいかがでしょうか?
忙しい時の私のリフレッシュ方法は、お風呂に浸かって朗読する事です
声を出すって気持ちいいですよ

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次回も繁先生と同じ1病棟の方が来て下さる事になっています。
どんなお話が伺えるのか楽しみです

 

それでは、
今日がみなさんにとって晴れやかな日となりますように。
そして、台風が発生しているとお天気予報ででていました
今週末から来週頭にかけて、近県の方はご注意くださいね

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このページは、津川 明美が2015年5月 8日 09:27に書いたブログ記事です。

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