2015年6月アーカイブ

おはようございます。

 

本日は津川さんに代わり、ディレクターの私・土屋がブログを書きます。
たまには津川さんにもゆっくりして頂かないとね(^^)

 

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さて、本日のゲストは介護老人保健施設五色台(老健五色台)より、副主任介護士の浮田沙由里さん(写真右)と、本條まやさん(写真左)のお2人。


老健五色台は、医療法人社団五色会が運営する介護老人保健施設。
ご高齢の利用者様が笑顔で日常生活を送って頂くために、多くの専門スタッフが連携して、色々な取組みをされており、ふうせんバレーや音楽療法等のグループレクリエーションやユニットケア等、その取り組み内容などについて、お2人に詳しく語って頂きました(^^)

放送内容を、YouTubeで聴くことができます(^^)
ココロに効くラジオ 本日も晴天ナリ 2015_06_26
http://www.youtube.com/watch?v=FFPD-9tjME4

 


さて、大切なご家族や親御さんを施設に預けることを考えたときに、いったいどんな施設で、どんなことをやっているか大変気になると思います。
今回のラジオのインタビューだけでも、その取組み内容は伝わってまいりますが、リスナーの皆様により身近に感じて頂くために、今回の放送内容に基づいて、私・土屋が老健五色台に取材に行ってまいりました。



お邪魔したのはとある昼下がり。

2階の広間に利用者様が集まり、ちょうど「音楽療法」を行なっている最中でした。

集団で歌ったり楽器を演奏したりすることで、認知症患者様の心身の機能維持・向上に大きな効果をもたらすと共に、協調性や社会性も養われるという「音楽療法」。
老健五色台でも積極的に導入しているとのこと。

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集まった皆さん、ピアノの伴奏と共に、ご年配の方にはおなじみの唱歌を歌っています。
この日は「雨降りお月」「かえるの歌」など時候に合わせた曲でした。
それぞれの利用者様は歌いながら、若い頃の梅雨時期の思い出を頭に浮かべているようでした。

音楽療法士・堀佳代さんの指導と作業療法士、介護士のきめ細かいサポートの元、歌に合わせ腕を動かしたり、ハンドベルなどを演奏したり。
そうすることで、楽しみながらの身体機能維持・回復を促す効果もあるようです。


参加者の表情は活き活きとしており、なんと自発的に手拍子をされる方もいらっしゃいました。その光景を見て、逆に私が元気をもらっちゃいました。



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続いて、ラジオで浮田さんがお話しされていたリンパマッサージの様子も覗いてみました。

広間の一部を間仕切りした空間に、アロマの香り&癒しの音楽が流れていて本格的!
落ち着いた暗めの照明の元で、この日は浮田さんと花田さんの2名の介護士が利用者様の足裏を丁寧にマッサージしていました。

「痛くは無いですか?」など話しかけながら施術をしていると、利用者様の表情は和らいでいきます。
リンパの流れを良くし老廃物を取り除くことによって、一気に疲れが解消されるようですね。

リンパマッサージというと、若い女性が美容目的で行なうイメージが強いですが、代謝機能が低下した高齢者にとっても、日々の疲れを取り心もリラックスさせるための、とても有効のようですね。

施術しながら、会話が耐えません。
このリラックスした時間が、貴重なのですね。

現在4名の介護士が、日々その技術を磨きながら交代で施術しているそうです。
温かいタオルでアロマオイルを拭き取っていると、利用者様は気持ちよくてついウトウト。

番組で浮田さんもおっしゃっていましたが、「ありがとう」「毎日でもしてほしい」「おかげで良く眠れた」などと嬉しい感想を頂くことが、介護士にとってのやり甲斐と活力になっているようです。




こうして実際に施設をお邪魔してみると、スタッフの皆様が真心を込めて使用者様1人1人に対してケアをしている様子が見て取れました。

 

 

建物も適度に日差しが入ってきて、木の温もりを感じる温かい雰囲気。
この取材を通じてそれが少しでもリスナーの皆様に伝われば幸いです。

次回7月10日(金)の放送では、引き続き本條さんと浮田さんに、高齢者の尊厳を保ち、利用者様に人間らしくいつまでも笑顔で過ごして頂くための介護についての、より深いお話をお聞きします。

それでは!


 

おはようございます

梅雨入りしましたねー
雨は憂鬱…とお家で過ごす時間が増える季節。
そんな時、ご家族やお友達と話す機会も増えるのでは?
そこで今日は、みなさんに問いたいと思います。


お題

「高齢化」


近年、よく耳にする言葉ですよね?

何だ突然と思われました

実は今回、「高齢化」について、精神医療の観点からお話を伺いました。

 

なんで?

 

この話題になったのには、ある出来事が…。
それは、私自身が、この半年の間に3名の高齢者の徘徊現場に立ち会ったことから始まりました。
これまでも職場の話題などで介護の話になり、漠然と「高齢化」について考える機会はありましたが、まさか自分が第三者の高齢者(しかも徘徊の現場)に出逢う事にになろうとは思ってもいませんでした。

それだけ、高齢化が身近になっていると言う事なんでしょうね。

みなさんは、「高齢化」と聞いて何を思いますか?
「自分はまだ若いからピンとこない。」
「高齢者が身近に居ないから分からない。」
またその逆で、
「今まさに不安に感じている」
など様々ですよね。

今回は、みなさんで同じ問題を共有し考えるきっかけになればと思います

 

スタジオでは、どんな話となったのか…。

ゲストは、五色台病院副医院長 繁 昌和(しげ まさかず)先生と看護師長 北岡 忠義(きたおか ただよし)さん、主任看護師 安井 美子(やすい よしこ)さんです。

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(写真左)安井さん(中)北岡さん(右)繁先生


放送内容を、YouTubeで聴くことができます(^^)
ココロに効くラジオ 本日も晴天ナリ 2015_06_12
http://www.youtube.com/watch?v=DBSJYUuEkIo

それでは、番組の内容をおさらいしていきましょ

 

Q:精神科でも高齢化は進んでいるんですか?

A:【繁先生】例えば、精神病(統合失調症や躁鬱病)の人が入院を継続していて、歳をとった為に認知症を合併するという方は多いと思います。

 

Q:認知症になった時、色んな症状が出ると思うんですが、家族が気付くポイントは?

A:【北岡さん】よく言うのは、物忘れ。看護師の立場なのであまり深い事はいえませんが、「物忘れ」は若くても物忘れする事もありますし、認知症じゃなくても年齢を重ねるごとに徐々に物忘れをする割合というのは増えてくるんじゃないかと私自身は思っています。なので、そこで「気付け」というのも少し難しいかなという所もありますよね…。

【繁先生】よく言われるのは、「昨日の夜、食事を食べたかどうか。」を覚えてるか?

 例えば、「何を食べましたか?」と聞かれた場合、僕らでも一瞬考えますよね?でも、「食べたか」「食べていないか」は覚えていますよね?簡単な言い方ですが、それが普通の物忘れと認知症による物忘れの違いだと思います。

 

しかし、上記のような気付きは一緒に住んでいて、ちゃんとコミュニケーションが取れているこそ気付けるポイントですよね?
最近では「独居老人」の方も多くなってきました
そんな場合は、どう気付けばいいのでしょうか?
みなさん、いかがですか?

 

【繁先生】普段一緒に住んでいない家族であっても、何ヶ月ぶり・1年ぶりに会いに行った時「何か家の中が違う」というのには気付くと思います。そういう変化は、毎日一緒に住んでいるより、たまに自宅へ帰った娘さんや息子さんの方が気付く事が多いですよね。

「ちゃんと掃除ができていない」とか「料理ができていない」「冷蔵庫の中に同じものがたくさんある」「腐ったものがある」とか…。そういう所も気付けるポイントですよね。

 

Q:五色台病院さんへ来られる患者さんにも、徘徊をしていて保護され来院される方もいらっしゃるんですか?

A:【繁先生】例えば、身元が分からない状態で来る方はいないです。警察の方が調べて身元が分かって家族へ連絡がいき、家族が「もう自宅ではみられない。」と来院する事は多いです。

 

Q:その割合は増えていますか?

A:【繁先生】そうですね、増えているでしょうね。

 

「高齢化」といってもテーマが大き過ぎて、どう捉えれば良いか難しい
だけど、私たちにも出来る事はあると思います。
じゃ、それは何なのか?
最後に、それぞれの「私たちがすべき事」について伺いました。

 

【北岡さん】これから高齢化社会へと、どんどん進んで行くと思うんですが、それに伴ってご家族も年齢を重ねて行く事になると思うんです。そういう場合、患者さんとの関わりというのは、もちろん当たり前なんですが、そうではなく今後は家族に対するケアの方法(ご家族が来られた時にご家族へ労いの言葉をかける、患者さん以外に「ご家族の方に変わりはないですか?」と声をかけるなど…)が私たち看護師として求められる事じゃないかなと思います。

【安井さん】私は家にお年寄りがいるんですけど、ついつい遠ざけてしまうというか、必要な話はするけれど、それ以上の話はなかなかしないという事がでてくる。なので、家の中でも少し意識して若い人がお年寄りに関わっていくという事も大事かなと、自分が今反省する所ですね。家の中でお年寄りが孤独になっている部分も認知症を増やして行く原因の1つになると思っています。

【繁先生】家庭で親や祖父母について、悩んでいる・苦労している方は大勢おられると思うんです。そういう方は、ぜひ病院とか市役所とか公的機関へ相談に行って欲しいです。そうすると少しでも僕らが何らかの援助ができる部分ってあると思うんです。だから、家庭で苦しんでいる方は、いろんな所へ相談に行って欲しいです。

 

と、様々なご意見や想いを頂きました。
みなさんにとって「すべき事」はなんだと思いますか?

 

私は、ご近所付き合い・コミュニティの繋がりを大切にする事かな〜っと
みなさんお忙しいですから、身近で必要にかられないと考える機会って無いかもしれませんが、誰しも通る道
今、若い方も、いつか自分に還ってくるわけですから。
この機会に考えてみませんか?

 

 

 

番組では、みんなで一緒に考えたいテーマなども募集しています。
何か気になる事がありましたら、ぜひ番組までお寄せください。
みなさんの今日が少しでも晴れやかになるよう。
1人じゃなく、みんなで話ましょ?
お待ちしていまーす

 

それでは、今日はここまで。
次回は、6月26日(金)です。
次もお付き合い宜しくお願い致します

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