2015/06/12放送 患者様の高齢化問題について考える

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おはようございます

梅雨入りしましたねー
雨は憂鬱…とお家で過ごす時間が増える季節。
そんな時、ご家族やお友達と話す機会も増えるのでは?
そこで今日は、みなさんに問いたいと思います。


お題

「高齢化」


近年、よく耳にする言葉ですよね?

何だ突然と思われました

実は今回、「高齢化」について、精神医療の観点からお話を伺いました。

 

なんで?

 

この話題になったのには、ある出来事が…。
それは、私自身が、この半年の間に3名の高齢者の徘徊現場に立ち会ったことから始まりました。
これまでも職場の話題などで介護の話になり、漠然と「高齢化」について考える機会はありましたが、まさか自分が第三者の高齢者(しかも徘徊の現場)に出逢う事にになろうとは思ってもいませんでした。

それだけ、高齢化が身近になっていると言う事なんでしょうね。

みなさんは、「高齢化」と聞いて何を思いますか?
「自分はまだ若いからピンとこない。」
「高齢者が身近に居ないから分からない。」
またその逆で、
「今まさに不安に感じている」
など様々ですよね。

今回は、みなさんで同じ問題を共有し考えるきっかけになればと思います

 

スタジオでは、どんな話となったのか…。

ゲストは、五色台病院副医院長 繁 昌和(しげ まさかず)先生と看護師長 北岡 忠義(きたおか ただよし)さん、主任看護師 安井 美子(やすい よしこ)さんです。

IMG_8059_blog.jpg
(写真左)安井さん(中)北岡さん(右)繁先生


放送内容を、YouTubeで聴くことができます(^^)
ココロに効くラジオ 本日も晴天ナリ 2015_06_12
http://www.youtube.com/watch?v=DBSJYUuEkIo

それでは、番組の内容をおさらいしていきましょ

 

Q:精神科でも高齢化は進んでいるんですか?

A:【繁先生】例えば、精神病(統合失調症や躁鬱病)の人が入院を継続していて、歳をとった為に認知症を合併するという方は多いと思います。

 

Q:認知症になった時、色んな症状が出ると思うんですが、家族が気付くポイントは?

A:【北岡さん】よく言うのは、物忘れ。看護師の立場なのであまり深い事はいえませんが、「物忘れ」は若くても物忘れする事もありますし、認知症じゃなくても年齢を重ねるごとに徐々に物忘れをする割合というのは増えてくるんじゃないかと私自身は思っています。なので、そこで「気付け」というのも少し難しいかなという所もありますよね…。

【繁先生】よく言われるのは、「昨日の夜、食事を食べたかどうか。」を覚えてるか?

 例えば、「何を食べましたか?」と聞かれた場合、僕らでも一瞬考えますよね?でも、「食べたか」「食べていないか」は覚えていますよね?簡単な言い方ですが、それが普通の物忘れと認知症による物忘れの違いだと思います。

 

しかし、上記のような気付きは一緒に住んでいて、ちゃんとコミュニケーションが取れているこそ気付けるポイントですよね?
最近では「独居老人」の方も多くなってきました
そんな場合は、どう気付けばいいのでしょうか?
みなさん、いかがですか?

 

【繁先生】普段一緒に住んでいない家族であっても、何ヶ月ぶり・1年ぶりに会いに行った時「何か家の中が違う」というのには気付くと思います。そういう変化は、毎日一緒に住んでいるより、たまに自宅へ帰った娘さんや息子さんの方が気付く事が多いですよね。

「ちゃんと掃除ができていない」とか「料理ができていない」「冷蔵庫の中に同じものがたくさんある」「腐ったものがある」とか…。そういう所も気付けるポイントですよね。

 

Q:五色台病院さんへ来られる患者さんにも、徘徊をしていて保護され来院される方もいらっしゃるんですか?

A:【繁先生】例えば、身元が分からない状態で来る方はいないです。警察の方が調べて身元が分かって家族へ連絡がいき、家族が「もう自宅ではみられない。」と来院する事は多いです。

 

Q:その割合は増えていますか?

A:【繁先生】そうですね、増えているでしょうね。

 

「高齢化」といってもテーマが大き過ぎて、どう捉えれば良いか難しい
だけど、私たちにも出来る事はあると思います。
じゃ、それは何なのか?
最後に、それぞれの「私たちがすべき事」について伺いました。

 

【北岡さん】これから高齢化社会へと、どんどん進んで行くと思うんですが、それに伴ってご家族も年齢を重ねて行く事になると思うんです。そういう場合、患者さんとの関わりというのは、もちろん当たり前なんですが、そうではなく今後は家族に対するケアの方法(ご家族が来られた時にご家族へ労いの言葉をかける、患者さん以外に「ご家族の方に変わりはないですか?」と声をかけるなど…)が私たち看護師として求められる事じゃないかなと思います。

【安井さん】私は家にお年寄りがいるんですけど、ついつい遠ざけてしまうというか、必要な話はするけれど、それ以上の話はなかなかしないという事がでてくる。なので、家の中でも少し意識して若い人がお年寄りに関わっていくという事も大事かなと、自分が今反省する所ですね。家の中でお年寄りが孤独になっている部分も認知症を増やして行く原因の1つになると思っています。

【繁先生】家庭で親や祖父母について、悩んでいる・苦労している方は大勢おられると思うんです。そういう方は、ぜひ病院とか市役所とか公的機関へ相談に行って欲しいです。そうすると少しでも僕らが何らかの援助ができる部分ってあると思うんです。だから、家庭で苦しんでいる方は、いろんな所へ相談に行って欲しいです。

 

と、様々なご意見や想いを頂きました。
みなさんにとって「すべき事」はなんだと思いますか?

 

私は、ご近所付き合い・コミュニティの繋がりを大切にする事かな〜っと
みなさんお忙しいですから、身近で必要にかられないと考える機会って無いかもしれませんが、誰しも通る道
今、若い方も、いつか自分に還ってくるわけですから。
この機会に考えてみませんか?

 

 

 

番組では、みんなで一緒に考えたいテーマなども募集しています。
何か気になる事がありましたら、ぜひ番組までお寄せください。
みなさんの今日が少しでも晴れやかになるよう。
1人じゃなく、みんなで話ましょ?
お待ちしていまーす

 

それでは、今日はここまで。
次回は、6月26日(金)です。
次もお付き合い宜しくお願い致します

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このページは、津川 明美が2015年6月12日 09:24に書いたブログ記事です。

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