2016/03/11放送 風通しの良い職場作りの秘訣

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おはようございます

3月は別れの季節
もう卒業式を終えられた方、これから卒業式を迎える方。
お仕事では異動発表があったり…
様々な思いでこの3月を過ごしていることと思います。

 

そして、この番組も次回25日の放送で終了となります。
いろんな方々にこの番組を通じて出会わせていただき、普段なかなか聞けない想いをたくさん伺う事ができました。
私にとって、毎回元気をいただく、そしてゲストの方々の言葉から自分を見つめなおす時間となっていました。

最終月となる3月は医療法人社団 五色会 理事長であり、五色台病院 院長 佐藤 仁(さとう ひとし)先生にお話しをお伺いいたします。

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放送内容を、YouTubeで聴くことができます(^^)
ココロに効くラジオ 本日も晴天ナリ 2016_03_11
http://www.youtube.com/watch?v=R4KnU_HDK8A


それでは、今日の放送内容を…。

(津川)今回と次回の放送でこの番組も最後となりますが、佐藤先生いかがでしたか?

(佐藤先生)あっという間の3年8ヶ月かな。スタッフが出演させて頂いて普通ではあまり経験しないことを体験できたので少し悲しい部分もありますが、満足できるような番組であったかなという風におもっています。


(津川)精神医療に対する見方を少しでもポジティブにしてもらえたらいいな。そして精神疾患というものは、体の病気と変わりがなく単純に心が弱っているんだよ。と言う事をもっと多くの人たちに知ってもらえると、精神疾患に対する理解が広がるんじゃないかなっという思いで始めさせていただいたんです。

そんな想いが少しでも、この番組を通じてリスナーさんに届いていたらいいな。


(佐藤先生)精神疾患に対する敷居をちょっとでも下げる役目が、あるいは最初の時に言ったかもしれないんですが、精神科医療に携わっているスタッフが自分の意見とか現場の想いというものを発信する機会って皆無に等しいんです。

患者さんに伝えることはあるかもしれないけれど、一般の人に向けて何かを話す機会というのはないので、そこを体験できたことがスタッフにとって、今度現場に返ったときのモチベーションとか新たに自分が自分の職場や職業・職業倫理について考え直す機会になったんじゃないかなと思います。


(津川)いろんな分野の方々、調剤をされている方や看護師の方・作業療法士の方それぞれの立場での今の精神医療というのをお話しして下さいました。その中で患者さんの事もそうなんですが、「みなさんが気をつけている事はなんですか?」という問いに対してほぼ皆さんが言われていたのが【笑顔】。自分が笑顔でありたいとおっしゃっていました。


(佐藤先生)実はこんなこと言うとあれなんですが、この病院も15年20年くらい前は廊下を歩いていても笑っている人なんか一人もいなかったんですよ。みんなムスッとして喧嘩売ってんの?って(笑)だからすごく入りづらい。入りづらい病院で有名だったんですよ。

そこからのスタート。そこから少しずつだんだんと『笑顔を届けましょう。』というのが浸透していったのかな。と思いますけどね。


後で佐藤先生が教えてくださったんですが、上記のようにあまりに笑顔がないので職員研修として笑顔講習会というのを行っていた事もあったそうです。

「笑顔は伝染する。相手が笑顔だと優しい気持ちになれたりするでしょ?」と佐藤先生がおっしゃっていました。

今の五色台病院からは想像もできないですが、そんな時代もあったんですね。


そして、五色台病院さんといえば『風通しが良い職場環境』

この番組でもスタッフの意見が上の方たちに届きやすい。というお話しが何度かでてきました。後半は、職員とのコミュニケーションをとる秘訣・工夫を佐藤先生にお伺いしました。


(佐藤先生)院長ミーティングでは管理職の人たちと2週間に1回ずつ各自15分ごとで、いろんな部署の検討をします。そして、その各所属長は自分の部下と同じように15分くらい時間をかけて職場の全員と3ヶ月に1回のローテーションで話をします。

職場って時間をつくらないと、上司としっかり話しをする機会ってないでしょ。毎日しゃべっているし顔を合わせるんだけれど、自分の言いたいこととか悩んでいることを言えないままに1ヶ月2ヶ月と経って、その悩みはもう心の底に溜まってヘドロのようになってしまうと言う事があるので、そこを物理的な時間を取ることによって風を通すことは必要なのかなと思って、僕は所属長とミーティングをしているし所属長も部下とやっています。

 その他にランチミーティングをやっていて、月に2回くらい同じ職場のスタッフ3人の方と僕とが一緒に食事をします。そこでは、特にテーマはなく雑談をしながらお互いに愚痴を言いながら近況報告などをする時間として機会をつくっています。これを法人内のスタッフ全員とやっているので、一回りするのにだいたい3年くらいはかかるんです。「次の会まで辞めないでね。」なんて(笑)。

やっぱり、みなさんの想いがありますから、「僕はこう思う。」って言っても違う想いもあるじゃないですか。僕にも現場はありますが、彼らには彼らの現場がありますから、現場の想いや意見のすり合わせがないと実際に1人で医療はできない。

いろんな人のいろんな想いが融合してチーム医療はできるから、そこは話し合いという場をつくる必要があると思います。

と、スタッフの方々とのコミュニケーションの取り方、病院作りへの想いをお伺いしました。

 

なるほど

けっしてトップだからとあぐらをかかず、いろんな現場の目線に立ちみんなで作り上げて行く。

この番組で様々なスタッフの方がご出演くださいましたが、みなさんちゃんと自分の想いをお話されていたのは上記のような職場環境があったからなんですね。

そして、みなさん活き活きとされていました

 

次回、最終回では五色台病院の様々な取組みについて引続き佐藤院長先生にお話をお伺いいたします。

おたのしみに

 

今日もお付き合い下さいまして、ありがとうございました

みなさまにとって、今日と言う日が晴れやかな1日となりますように。

 

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このページは、津川 明美が2016年3月11日 09:24に書いたブログ記事です。

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